卒業生からのメッセージ【令和3年3月 流通経済科卒業】

 私は「高校卒業後は就職したい」という強い想いがありました。高校を選ぶ際に複数の高校について調べました。その結果、商業を専門に学習ができること、多くの資格が取得できることから北見商業高校は就職に有利だと確信し受験することを決めました。
 北見商業高校には3つの学科があり、商業科、流通経済科、情報処理科があります。その中でも私は、流通経済科を選びました。なぜ流通経済科を選んだのかというと、東武での販売実習会や外部講師による講演会など、学校外の人たちとの交流が多くあり、コミュニケーション能力の向上や授業ではなかなか学ぶことのできないようなマーケティングの知識を深めることができることに魅力を感じたからです。
 流通経済科では普通科の高校では学べないような魅力ある学習が多くあり、充実した日々を過ごしています。
 1年生の時には東京農業大学での体験授業や北見の企業京セラの施設見学へ行きました。私たちが暮らしているオホーツク管内について知ることができました。2年生ではマーケティングの授業の中で地域活性化を考え商品開発にも取り組みました。また、3日間のインターンシップがあり、自分の興味のある職場で実習体験をしました。3年生では流通経済科の集大成でもある、東武で行われる販売実習会があります。私たちで商品を仕入れ、実際に販売します。オホーツクブランドの商品や北見で収穫された農産物、私たちのアイディアを実現した菓子パンなどを販売します。また、自分たちで商品開発をし、商品化して販売できるよう計画しているところです。多くの体験的な授業を通しコミュニケーション能力が身につき、私たちが暮らしているオホーツクを高校生活を通して、より大切に思うことができたと思います。
 私は本当に充実した高校生活を送ることができています。学習面以外にも、北商祭や体育大会、部活動などの楽しい行事や活動がたくさんあります。これらは生徒想いの先生方と仲間想いのクラスメイトのおかげです。
 北見商業高校で学んだことを最大限に活かしてよりよき社会人を目指します。私の言葉に少しでも興味を持ったなら、みなさんの高校進学の選択肢の一つとして、北見商業高校をぜひ含めておいてください。