卒業生からのメッセージ【令和3年3月 商業科卒業】

 私は中学生の頃から、高校卒業後は就職したいと考えていたので、数多くの資格を取得できる商業高校に入学することを決めました。事務職に興味を持っていたこともあり、その仕事に必要な簿記をより深く学ぶことのできる「商業科」を選択しました。簿記や情報処理など、中学校にはない初めて学ぶ商業系科目も多く、皆さん不安に感じているかもしれませんが、クラス全員が同じスタート地点から学び始めます。勉強が苦手な人でも先生方が理解できるようにわかりやすく教えてくれるので、安心してください。
 検定日が近づくと、受験者全員合格という目標に向けて放課後講習が設けられたり、先生にお願いするとマンツーマンの個別指導をしてもらえます。私も検定のたびに先生方が遅くまで残ってサポートをしてくれたおかげで、いろいろな資格を取得することができました。とても感謝しています。
 部活動では、中学校に入ってから始めたバレーボール部に高校でも入部しました。私はスパイクの調子が良い時と悪い時の差が激しくて、気分が沈みなかなか立ち直れなくなってしまうこともあったのですが、周りの部員たちが「落ち着いていこう」、「次、一本!」と励ましてくれたことによって、ポジティブに考えられるようになりました。部活動に入って、相手の良い部分悪い部分を話し合うことでお互いを高めあうことができました。改めて理解できたコミュニケーションの大切さです。良い仲間に出会えたからこそ、辛いことがあっても最後までやり遂げることができたと思います。
 商業高校では社会でのマナーだったり、言葉遣いだったり、社会人になるために必要なことをしっかり学べます。進路のことで困っていても、先生方は必ず親身になって話を聞いてくれるので、ぜひこの学校に入学することを考えてみてください。応援しています。